かめたんブログ

ありふれた科学者の日常

自作短波受信機の件

このところ電子工作をやっていないけど、昔の作品でいまだ実用しているのがある。サンヨーの1チップIC、LA1260を使用した短波受信機。キットや加工品を一切用いない完全自作である。

110529_01_自作短波受信機 1

LA1260は高S/N比(FM 81dB、AM 53dB)、AM笛音妨害が少ない(入力100dB/mで笛音1%)、AM/FM出力端子が独立しているなど、多くの長所を有する自作派にはありがたいICである。

製作は12Vの電源部をACアダプタとして簡略化した。バリコンを使わずバリキャップを用いた電子チューニングにしたのがミソである。到来電波はFCZの7S9Mhzと可変容量ダイオードSVC303Yで選局してICに入り、RF増幅後OSCの発振信号と混合してIF信号を得、これをIFTとセラミックフィルタでバンドパスしてIF増幅後に検波して低周波変換を行う。

LA1260はあまり外付け部品がいらない。回路の半分は音声増幅回路で、AF-380を使った単純なものを組んでいる。同調の指標にLEDの代わりに200μAのラジケータを付けている。上側ヘテロダインで受信周波数は5〜16MHzと、なかなかの広帯域である。

背面には電源プラグとアンテナ端子。

110529_02_自作短波受信機 2

ケースはタカチのKB-3、なんでもボルト止めして徹底して頑丈に作った。

110529_03_自作短波受信機 3

イヤホンジャック搭載。ファインチューニングにバリオーム(10kΩ)を2個付けている。バリキャップの電子チューニングとあわせ、安定した受信が可能である。

110529_04_自作短波受信機 4

作ったのは10年くらい前だけど、性能に劣化は見えない。今日は久しぶりに短波放送聞いてみるかな。
[ 2011/05/29 19:11 ] 電子工作 | TB(0) | CM(6)
秋葉原に行きたくなった
この自作機かっこいいですね〜!
[ 2011/11/07 01:52 ] [ 編集 ]
秋葉原!
ありがとうございます!『ラジオの製作』別冊No.10を見ながら作りました。

LA1260はまだ売ってるのかな。ラジケータなんかも、ラジオセンター2階でやっと見つけました。

自作ラジオは部品集めに苦労します。今ならラジデパのシオヤくらいですかね、揃っているの。

…久しぶりに作りたくなってきました。作ったらうpしますね。
[ 2011/11/07 07:29 ] [ 編集 ]
ラ製! 初ラ!
40年近く前、毎週のように部品を買い集めに行った日々!
ハンダゴテの煙に咽び、やっと完成して音が出たときの感動はラジオ作ったことのある人にしかわかりませんよね!

"ラジデパのシオヤ"
http://www.tokyoradiodepart.co.jp/tenpo/view/50/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%A4%E7%84%A1%E7%B7%9A%E9%9B%BB%E6%A9%9F%E5%95%86%E4%BC%9A

ですね。

秋葉原の歴史 第四章
http://www.akiba.or.jp/archives/index05.html

なつかし〜。
[ 2011/11/07 12:34 ] [ 編集 ]
ラ製!
シオヤ、まさにそこです!一時、よく通っていました。

秋葉原の歴史、これは懐かしいです。私はよく秋葉原デパートの1階でやきそば食ってました。

きっかけは『子供の科学』の広告。科学教材社のキットを知り…。近所の図書館でふと目にした『初歩のラジオ』『ラジオの製作』で製作記事を食い入るように眺め…。

しかしケース加工が子供の手には余るハードルの高さ。そのうち作るぜ、と思いつつ時は流れ。

大人になって、廃刊寸前頃の『ラ製』をふと手に取り、工作熱再燃。で、作った3台めくらいがこの短波ラジオです。

マンション住まいなのでアンテナはベランダに垂らしたビニル線。でも、アジアの日本語放送はよく入ります。

秋の夜長の短波はいいものです。今夜は聞いてみよう、と思いました。
[ 2011/11/07 15:57 ] [ 編集 ]
ゲルマニウムラジオ
私もよく秋葉原デパートの1階で何か食ってました。部品を集め終わったあとにはお腹が空くんですよね。もう一連の流れですね。アキバの作法というか。

思い立って、さっき、押入れの奥から昔作ったゲルマニウムラジオを発掘してアンテナを接続すると、「イエスタデイ・ワンスモア」が流れてくるという出来すぎた展開。(笑)

誠文堂新光社にはラジオかワイヤレスマイクのキットを買いに行った記憶があります。

電子工作を解説しているホームページを見て、しばし時間を忘れました。
http://www.zea.jp/audio/

> 大人になって、廃刊寸前頃の『ラ製』をふと手に取り、
> 工作熱再燃。で、作った3台めくらいがこの短波ラジオです。

子供の頃の趣味って、何かのきっかけで突如、再燃しますよね。
で、年齢を重ねて仕事がうまくなってて。(笑)

これまで、プラモデル、カメラ、バイク、釣り、シーモンキーの飼育など、昭和の趣味が再燃しました。時間を忘れてしまいます。

細かい作業は、老眼が進行する前に!(爆)
[ 2011/11/07 16:48 ] [ 編集 ]
ゲルマラジオ!
おっしゃるとおりですね。当時の秋葉原はメシ屋が少なくて…。秋葉原デパートか、ルノアールか、サンボくらいでした。今はほんと、便利になりました。

ゲルマラジオ!私も定石通り、最初に作りました。ほんと、あんな単純な回路で放送が聴けるなんで信じられませんでした。無増幅のかぼそい声も、いいものですね。まだ持ってるので使ってみようかな。

プラモ、カメラ、電子工作…。昭和の趣味は楽しいです。
[ 2011/11/08 13:17 ] [ 編集 ]
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かめたん

Author:かめたん
年齢:70年代初頭の生まれ
住所:横浜市都筑区
趣味:バイク・将棋・電子工作
愛車:ヴェクスター150
写真:オリンパスE-3/リコーCX5
携帯:HT-01A/ISW11HT
戦法:急戦矢倉と三間飛車
野球:阪神タイガース
動物:ネコが好き
職業:科学者
役職:課長・プロジェクトリード
学歴:大学院博士課程在籍中
専門:農芸化学
免許:中型8t・大自二・アマ無線
体格:177cm、BMI=18
性格:いい人だけど嫌味
血液:A

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